バックオフィスの業務効率化と、システム選びのヒント。
業務効率化

業務改善は、いまの仕事を整理することから。

資料を見ながら業務を確認する担当者

この記事の要約!

業務改善は、システムの選定より先に、現在の仕事を整理することから始めます。受注から請求までの流れに沿って、担当者、使用する帳票、情報の受け渡し先を書き出しましょう。次に、二重入力や確認待ち、修正作業が起きる場面を記録し、優先して改善する課題を決めます。必要な機能は製品の用語だけでなく、自社で実現したい作業として伝えることが大切です。デモでも実際の業務を再現し、現場で無理なく使えるかを確認します。

日常の作業を、順番に書き出す。

受注、在庫確認、出荷、請求など、ひとつの仕事が始まってから終わるまでの流れを書き出します。作業名だけでなく、担当者、使う帳票やファイル、次に情報を渡す相手も整理します。

担当者・情報・受け渡し先を揃える

作業を一覧にするときは、工程名、担当者、入力情報、出力する帳票、次の担当者を同じ項目で記録します。担当者が変わる箇所も見落とさずに整理しましょう。

手戻りが起きる場面を集める。

入力のやり直し、確認待ち、同じ情報の転記など、時間がかかる場面を具体的に記録します。「忙しい」でまとめず、どの作業で何が起きるのかを分けると、改善の対象を絞りやすくなります。

困っている場面を具体的に残す

「確認に時間がかかる」という課題には、何の確認か、誰の回答を待つのか、どのくらいの頻度で起きるのかを添えます。改善後に変化を確かめるための基準にもなります。

必要な機能を、業務の言葉で伝える。

製品の機能名から要望を作るのではなく、「注文の内容を出荷担当に渡したい」「拠点ごとの在庫を確認したい」のように、自社で実現したい作業を説明します。デモでも、その作業をどう進められるかを確認しましょう。

実際の作業をデモで確かめる

デモでは、自社でよく使う帳票や入力例を用意します。通常の処理だけでなく、入力間違いの修正や取消の操作も含め、担当者が一連の作業を進められるかを確認します。

よくある質問

業務改善は、システム導入から始めるべきですか?

まず現在の業務の流れ、担当者、使う情報を整理しましょう。二重入力や確認待ちなどの課題を明らかにしてから、運用の見直しで解決できることと、システムで支援したいことを分けて検討します。

業務の流れを整理するときは、何を記録しますか?

作業名、担当者、使用する帳票やファイル、入力情報、次に情報を渡す相手を記録します。修正や確認が発生する場面、作業の件数や頻度も残すと、改善の優先順位を考えやすくなります。

システムのデモでは、何を確認すればよいですか?

自社の帳票や入力例を使い、実際の業務を一通り再現します。通常の入力だけでなく、誤入力の修正や取消、担当者間の情報の受け渡しまで確認しましょう。

この記事を書いた人

ERP magazine 編集部

ERP・受注管理・倉庫管理・在庫管理・会計など、バックオフィスのシステム選びと業務効率化をテーマに情報を発信しています。製品の特徴や業務の基礎知識を、比較・検討に役立つ形で整理してお届けします。