SAP Cloud ERPは、財務、調達、販売、サプライチェーンを統合するクラウド型ERPです。業種の標準プロセスや共通データを利用し、部門ごとの入力・照合をつなぎます。現在の公式サイトではSAP GROWを通じた導入が案内され、既存のSAP環境からの移行支援やPrivateの構成とは区別されています。

SAP Cloud ERPの利用料金

確認した公式ページには一律の初期費用・月額費用の金額は掲載されていません。いずれも個別見積です。対象の会社・業務・利用者、移行するデータ、外部連携、導入支援の範囲をそろえて相談します。

SAP GROWは標準化した業務やパッケージでの導入を案内しています。ただし、公開されている全機能や周辺サービスが同じ契約に含まれるという意味ではありません。利用範囲と追加費用を見積もりで確認します。

出典:SAP GROW公式情報(2026年11月4日確認)

SAP Cloud ERPの主な機能

販売から請求・会計までをつなぐ

見積、注文確認、納入、請求を一連で扱います。価格設定や返品、売上分析なども案内されており、販売情報と財務会計をつなげられます。ECやCRMとの連携は、採用するシステムと接続範囲を確認して設計します。

出典:SAP Cloud ERP:販売機能(2026年11月4日確認)

在庫・倉庫と商品の移動を管理

拠点内外を移動する商品の数量・価額や在庫の利用可能状況を管理します。実地棚卸、入出庫、倉庫内の処理、モバイル操作などが案内されています。配送や倉庫の実務を標準プロセスに合わせ、担当者がどの時点で実績を登録するかを決めることが重要です。

出典:SAP Cloud ERP:サプライチェーン機能(2026年11月4日確認)

共通データと外部システムの連携

財務・調達などを共通の情報基盤につなぎ、分析や業務判断に活用します。SAP BTPやIntegration Suiteを使った外部アプリケーションとの統合も公式に案内されています。連携基盤の契約や構築を含めて、既存システムを残す範囲を整理します。

出典:SAP公式ERP情報(2026年11月4日確認)