GENは、GEN株式会社が提供する業種別のクラウドERPシリーズです。商社・卸向けのTRADING、メーカー向けのPRODUCTSなどから、事業に合う構成を選びます。販売・購買・在庫などのデータをつなぐとともに、画面や帳票をノーコードで調整できる点が特徴です。
たとえば、受注を入力した営業担当者と出荷を行う倉庫担当者が、別々の表を更新している企業では、注文と在庫の確認方法をそろえる候補になります。生産工程まで管理する場合は、製造向け製品の機能を検討します。同じGENという名称でも、利用できる機能と料金は製品ごとに異なります。
出典:GEN公式サイト(2026年11月2日確認)
GENの利用料金
月額料金は、選ぶ製品と利用アカウント数によって変わります。TRADINGの公式料金は基本20,000円、1アカウントにつき3,500円です。5アカウントでは、標準サポート「GMSPプログラム」の15%を含む月額43,125円(税別)が案内されています。
この金額は5アカウントの具体例であり、全シリーズに共通する料金ではありません。初期導入の一律金額は確認できないため、データ移行、設定支援、追加機能の範囲を含めて個別見積としています。
出典:GEN TRADING公式料金・機能(2026年11月2日確認)
メーカー向けPRODUCTSは、基本20,000円に1アカウント4,300円を加える体系です。公式の5アカウント例は、標準サポート15%込みで月額47,725円(税別)です。製造業務がある場合は、安い製品の価格だけを比較せず、必要な管理範囲が入る構成で見積もりをそろえます。
出典:GEN PRODUCTS公式料金(2026年11月2日確認)
GENの主な機能
見積・受注から請求までの販売管理
見積、受注、売上、出荷指示、請求、入金を管理します。帳票の編集やPDF・Excel出力にも対応し、取引先向けの書類を業務データから作成できます。BOOST機能では入力項目や画面構成を調整できるため、独自項目を別の表で補っている運用を見直せます。
会計ソフト、EC、EDIとの連携も案内されています。ただし、接続先と連携方法が決まらなければ自動化できる範囲は確定しません。どの項目をどのタイミングで渡すかを決め、追加契約の有無を確認します。
出典:GEN販売管理機能(2026年11月2日確認)
倉庫別の在庫・移動・棚卸
倉庫や保管場所ごとの在庫を確認し、倉庫間移動や棚卸を記録します。バーコード・QRコードの活用、EC受注データの取込、出荷指示や送り状データとの連携も紹介されています。現在の数量だけでなく、仕入れや生産を加味した有効在庫を確認できるため、納期回答や補充判断の材料を共有できます。
ロット・消費期限などの細かな管理は、選ぶ製品とオプションで提供条件が変わります。食品や化粧品などでは、期限別の数量や出荷ルールを実際の商品データで確認しておくと、必要な構成を絞れます。
出典:GEN在庫管理機能(2026年11月2日確認)
製造向け製品の生産・工程管理
製造向けでは、MRPによる所要量計算、製番管理、工程の進捗確認、原価管理などが紹介されています。資材の手配と製造の状況を同じ流れで確認したい場合に検討できます。スマートフォンによる実績入力の案内もあります。
販売中心のTRADINGを選んだだけで、製造向けの全機能が使えるわけではありません。繰り返し生産か個別受注生産か、外注工程を持つか、どの単位で原価を集計するかを整理して、対応するシリーズを選びます。
出典:GEN生産管理機能(2026年11月2日確認)