会計王は、ソリマチ株式会社が提供する買い切り型の会計ソフトです。現金出納帳や振替伝票などから取引を入力し、総勘定元帳、試算表、貸借対照表・損益計算書へ集計します。日々の記帳をもとに決算書を作り、月次の残高推移や部門別の実績まで確認したい事業者に適しています。

銀行などの電子明細はMoneyLinkを通じて仕訳に取り込めます。一方で、販売・倉庫・人事などをまとめるERPとは管理範囲が異なります。請求業務や経費精算も統合したい場合は、利用する関連サービスと連携範囲を分けて選びます。

出典:会計王公式サイト(2026年11月2日確認)

会計王の利用料金

公式サイトの製品価格は44,000円(税込)の買い切りです。毎月の基本利用料を支払う方式ではありませんが、製品購入代金と年間保守の費用を分けて予算に入れます。

年間保守「バリューサポート」は初年度無償で、会計王の継続料金は年38,500円(税込)です。問い合わせ対応、次期製品の提供、法改正対応プログラム、クラウドバックアップなどが案内されています。初年度特典の登録条件や更新時期は購入時に確認してください。複数ライセンスの会計王PROとは料金が異なります。

無料体験は30日間です。試用時には、入力の操作だけでなく、必要な帳票の印刷、既存データの移行、バックアップ方法まで確かめると導入後の作業を具体化できます。

出典:ソリマチ バリューサポート(2026年11月2日確認)

会計王の主な機能

取引に合わせた仕訳入力と電子明細の連携

振替伝票のほか、現金・預金出納帳、売掛帳・買掛帳などを利用できます。毎月繰り返す取引は「お決まり仕訳」に登録し、過去の仕訳を検索してコピーすることも可能です。MoneyLinkでは電子明細を仕訳作成につなげます。取り込んだ明細の科目や税区分、重複の有無は確認して確定します。

試算表・決算書と経営分析

合計残高試算表や総勘定元帳に加え、貸借対照表、損益計算書、注記表などを出力できます。月次残高推移や前年同月対比、複数年度の経営分析も用意されています。個人事業主向けには青色申告決算書・白色申告の収支内訳書が案内されています。法人の決算書を作れることと、法人税申告の全工程が完結することは分けて確認します。

固定資産・部門別実績・資金繰り

減価償却資産を登録し、償却額を仕訳へ転送できます。固定資産台帳や償却費推移表も出力可能です。部門のグループ化、部門別実績集計、予算実績管理に対応し、全社合計だけでなく部門単位で数字を比較できます。資金繰り実績表・予定表や手形台帳も用意されています。

出典:会計王 作成できる帳票(2026年11月2日確認)