OMSとWMSを統合したロジレスとは?機能と導入メリットを詳しく紹介

主な機能
受注管理・在庫管理・在庫連携・メール送信・送り状発行・RPA・POS
金額

初期費用:無料 月額基本料金:20,000円
従量課金:月間の出荷件数に応じて以下の料金が適用されます:
501〜5,000件:1件あたり20円
5,001〜10,000件:1件あたり10円
10,001〜15,000件:1件あたり6円
15,001〜20,000件:1件あたり4円
20,001件以上:1件あたり2円

OMSとWMSを統合したロジレスとは?機能と導入メリットを詳しく紹介

EC事業の運営において、在庫管理や受注処理、配送業務など、日々の業務が煩雑化していませんか?特に、複数の販売チャネルを運営している場合、各プラットフォームごとに異なる管理作業が必要となり、大きな手間と時間を費やしてしまうことも少なくありません。そんな課題を解決するための一手として、注目されているのが「ロジレス」です。

ロジレスは、OMS(Order Management System)とWMS(Warehouse Management System)を統合したシステムで、受注から在庫管理、配送手配までを一元管理できる画期的なツールです。業務を自動化し、正確性を向上させることで、リソースをより重要な業務に集中させることが可能になります。

この記事では、ロジレスの機能や導入による具体的なメリット、他社システムとの違いについて詳しく解説します。EC運営を効率化し、業務の負担を軽減したいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

企業情報
株式会社ロジレス
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-11-6 サンウエスト山手ビル 3F
こちらの記事でわかること

ロジレスとは? OMS?それともWMS?

ロジレスは、OMS(Order Management System:受注管理システム)とWMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)を統合した、EC事業者向けの画期的なソリューションです。受注から在庫管理、そして配送手配に至るまで、複数の業務プロセスを一元管理することで、煩雑な作業を効率化し、業務の正確性を大幅に向上させます。

OMSとしてのロジレスは、複数の販売チャネルで発生する注文を一元的に管理し、リアルタイムでの在庫更新や自動化された受注処理を可能にします。一方、WMSとしての役割では、倉庫内の入出庫管理やロケーション管理、さらには賞味期限やロット番号の追跡といった高度な在庫管理をサポートします。

これにより、ロジレスはOMSの柔軟性とWMSの正確性を兼ね備え、EC事業者が直面する物流や在庫管理の課題を根本的に解決するツールとなっています。多機能でありながら使いやすさも重視されているため、中小企業から大規模な事業者まで、幅広いニーズに対応できるのが大きな特徴です。

ロジレスが提供する統合型システムは、単なる業務効率化だけでなく、顧客満足度の向上や企業の競争力強化にも貢献する未来志向のツールといえるでしょう。

ロジレスの主な機能と特徴

受注管理機能

ロジレスの受注管理機能は、ECサイト運営における受注から出荷までのプロセスを自動化し、業務効率の向上を支援します。主な特徴は以下の通りです。

受注処理の自動化

ロジレスに搭載されたRPA機能により、これまで手動で行っていた60以上の受注処理を自動化できます。適用条件は90以上の項目から選択可能で、配送方法や出荷元倉庫の変更、同梱物の追加なども自動化され、配送コストの最適化にも寄与します。

多様な注文情報の取り込み

ロジレスは、各種モールやカートからの注文情報を自動的に取り込むだけでなく、手動入力やCSVファイルによる一括登録、APIを活用した自社システムからの入力にも対応しています。これにより、すべての販売チャネルの注文を一元管理できます。

メール送信の自動化

サンクスメール、出荷連絡、フォローメールなどの顧客対応メールを簡単な設定で自動送信できます。メールテンプレートのカスタマイズが可能で、タイトルや本文、送信元メールアドレスも店舗ごとに設定できます。

受注情報の管理機能

受注情報の検索やダウンロード、納品書・領収書の発行、入金管理など、多彩な機能を備えています。これらの機能により、受注から出荷までの業務を効率的に管理できます。

在庫管理

ロジレスの在庫管理機能は、EC事業者が複数の倉庫や拠点での在庫を一元的に管理し、業務効率の向上と正確な在庫把握を支援します。主な特徴は以下の通りです。

リアルタイム在庫同期

ロジレスはOMS(受注管理システム)とWMS(倉庫管理システム)が一体となっているため、倉庫での在庫操作がリアルタイムで在庫数に反映されます。これにより、最新の在庫状況を正確に把握できます。

複数倉庫の一元管理

複数の倉庫を運用している場合でも、ロジレスを使用することで一元的な在庫管理が可能です。標準化されたオペレーションにより、ミスの発生を抑え、拠点の移転や拡大も容易に行えます。

高度な在庫管理機能

ロジレスは、フリーロケーションでの在庫運用、賞味期限やロット番号の管理、温度帯ごとの商品管理、賞味期限が近づいた商品の自動除却など、高度な在庫管理機能を標準で備えています。

商品マスタ登録

商品情報の登録は、任意のフォーマットのCSVファイルから一括で取り込むことが可能です。これにより、商品情報の管理が効率化されます。

セット商品マスタ

通常商品を組み合わせてセット商品として登録できます。セット商品が販売された際には、構成する通常商品の在庫数に応じて自動的にフリー在庫数が増減します。

入荷予定管理

入荷予定情報を倉庫事業者と共有することで、納品予定商品の漏れや遅れを早期に発見できます。これにより、在庫補充の計画がスムーズに行えます。

在庫連携

ロジレスの在庫連携機能は、倉庫での在庫操作をリアルタイムでシステムに反映し、各モールやカートの商品ページにも自動的に在庫数を更新します。主な特徴は以下の通りです。

リアルタイム在庫同期

倉庫での在庫操作が即座にロジレスの在庫数に反映され、各モールやカートの商品ページにも自動的に在庫数が更新されます。これにより、在庫数の手動更新が不要となり、在庫情報の正確性が向上します。

複数倉庫の一元管理

複数の倉庫を運用している場合でも、ロジレスで一元的に在庫管理が可能です。倉庫ごとの在庫数を合算し、各モールやカートに自動的に在庫数を反映します。また、店舗ごとにどの倉庫の在庫数を連携させるかなど、細かな設定も可能です。

商品ページとの簡単な紐づけ

モールやカートからCSVをダウンロードしてロジレスに登録するだけで、在庫数の自動反映設定を開始できます。さらに、楽天市場やShopifyなどの一部のプラットフォームでは、ワンクリックで商品情報を取得し、商品マスタの作成から在庫数の連動設定まで、画面から簡単に操作できます。

在庫連携の柔軟な設定

予備在庫数や在庫割当率など、SKUごとに細かな設定が可能です。これにより、各モールやカートでの在庫数を柔軟に調整し、売り越しのリスクを低減できます

送り状発行

ロジレスの送り状発行機能は、EC事業者の出荷業務を効率化し、正確な配送を実現するための強力なツールです。主な特徴は以下の通りです。

多様な送り状発行システムとの連携

ロジレスは、国内主要キャリアの送り状発行ソフトに対応しています。これにより、現場での出荷作業に合わせて、グルーピング、出力順制御、送り状の検品も可能です。また、送り状発行ソフトから発行実績をCSVで取り込むことで、購入者へのメール送信や、モール・カートへの出荷実績送信も自動化できます。

出荷現場に適した柔軟な設定

現場での出荷作業に合わせて、送り状のグルーピング、出力順の制御、印字内容のカスタマイズが可能です。納品書・送り状・商品の3点検品もでき、ミスの起きにくいオペレーションを構築できます。

ECモール・カートへの出荷実績送信の自動化

国内主要モールでは、出荷実績の送信も自動化が可能です。購入者へのメール送信も自動的に行うことができるので、倉庫側では「出荷完了処理」を実行するだけで、その後の処理はロジレスに全て任せることができます。

RPA

ロジレスのRPA(マクロ)機能は、EC事業者が受注から出荷までの業務を自動化し、効率化を実現するための強力なツールです。主な特徴は以下の通りです。

受注処理の完全自動化

ロジレスのRPA機能では、90以上の条件と60以上の受注処理を組み合わせることで、受注から出荷までのプロセスを完全に自動化できます。これにより、属人的な作業から解放され、業務効率が大幅に向上します。

配送方法の自動選択によるコスト抑制

購入者の住所や商品の個数に応じて、最適な配送方法や配送会社を自動的に選択できます。これにより、物流コストの抑制が可能となり、業務の効率化だけでなく、コスト削減にも寄与します。

同梱物の仕分けとマーケティング活動への活用

特定の金額以上の購入者や初めて購入した方に対して、おまけを同梱するなどのマーケティング活動を自動化できます。また、プレゼントラッピングの場合には、納品書に金額を記載しないといった細かな対応も可能です。

POS

ロジレスのPOS連携機能は、実店舗とECサイトの在庫を統合的に管理し、業務効率の向上と在庫精度の改善を支援します。主な特徴は以下の通りです。

実店舗とEC出荷用倉庫の在庫自動連携

実店舗で商品が販売されると、連携対応POSを通じて在庫数がロジレスに同期されます。これにより、ECモールやカートにも店舗在庫数が自動的に反映され、在庫情報の一元管理が可能となります。

倉庫と店舗の在庫可視化

ロジレスは、倉庫と店舗の複数拠点での在庫・出荷統合管理に対応しています。在庫数は合算でも、倉庫や店舗ごとでも把握でき、在庫状況の可視化が格段にスムーズになります。

店舗在庫のモール・カートへの連携

店舗の在庫数も、倉庫の在庫数と合算して在庫連携が可能です。「商品対応表」を使用することで、SKUごとに予備在庫数を設定でき、モールやカートによって実店舗の在庫数を送信するか否かを選択できます。

倉庫から店舗への在庫移動の簡素化

ロジレスに倉庫から店舗への在庫移動指示を登録するだけで、倉庫への出荷指示と店舗への入荷予定が自動送信されます。店舗では、その入荷予定を処理するだけで、POSの在庫数が増加し、在庫移動がスムーズに行えます。

ロジレスを導入するメリット

ロジレスは、受注処理や在庫管理、配送業務などを自動化し、多岐にわたる業務効率化を実現します。リアルタイムな在庫管理や配送業務の最適化により、コスト削減と顧客満足度の向上を同時に達成することができます。

業務効率化と人的ミスの削減

ロジレスを導入することで、受注処理や在庫管理、送り状発行といった煩雑な業務を自動化でき、作業効率が飛躍的に向上します。これにより、手動での入力や処理ミスが減少し、業務全体の正確性が向上します。また、スタッフが単純作業から解放され、より戦略的な業務に注力できる環境を作り出します。

在庫管理の最適化

ロジレスの在庫管理機能は、リアルタイムでの在庫状況把握を可能にし、在庫切れや過剰在庫のリスクを最小限に抑えます。適正な在庫レベルを維持することで、在庫コストの削減にもつながり、運営効率が大幅に向上します。

多チャネル運営の一元化

複数のECモール、カート、実店舗を運営している場合でも、ロジレスを導入することで、すべてのチャネルを一元管理できます。販売チャネルごとの在庫情報が自動的に更新されるため、手動での管理が不要となり、販売機会を逃すことがなくなります。

配送業務の効率化

送り状発行機能や配送業者との連携により、配送業務がスムーズになります。配送手配の最適化によりコスト削減が実現し、顧客対応のスピードも向上します。さらに、配送状況の管理が簡素化されることで、業務全体がスムーズに進行します。

顧客満足度の向上

ロジレスを活用することで、在庫切れの防止や迅速な発送が可能となり、顧客体験が向上します。さらに、注文確認や発送通知などのメールを自動送信することで、顧客とのコミュニケーションを円滑に行うことができます。このような対応は、リピーター獲得や顧客ロイヤルティの向上につながります。

データ活用による意思決定の精度向上

ロジレスでは、売上や在庫データをリアルタイムで収集し、視覚化することが可能です。このデータをもとに、経営判断やマーケティング戦略をより効果的に行うことができます。

どのような企業にロジレスが向いているか?

ロジレスは、EC事業を展開している企業や、複数の販売チャネルを持つ企業にとって、特に効果を発揮するツールです。煩雑な受注処理や在庫管理に悩む企業に最適であり、業務の効率化と正確性の向上が求められる環境でその真価を発揮します。以下に、具体的な適用例を挙げて説明します。

ECモールやカートを複数運営している企業

楽天市場やAmazon、Shopifyなど、複数の販売プラットフォームで商品を取り扱っている場合、ロジレスの在庫連携機能を活用することで、在庫数を自動的に同期し、すべてのチャネルを一元管理することが可能です。

実店舗とオンラインショップを併用している企業

ロジレスのPOS連携機能を利用すれば、店舗販売とEC販売の在庫を統合的に管理でき、どちらのチャネルでも在庫切れを防ぐことができます。また、倉庫から店舗への在庫移動もスムーズに行えるため、オペレーション全体の効率化が期待できます。

成長中の中小企業

リソースが限られている中小企業にとって、ロジレスは人件費を抑えながら効率的な業務運営を実現するための重要なシステムです。RPA(マクロ)機能を活用して、受注処理や配送手配を自動化することで、コスト削減と時間の節約が可能になります。

在庫精度を求める企業

在庫管理に課題を抱える企業にも最適です。リアルタイムでの在庫状況把握や、ロケーション管理、賞味期限・ロット管理といった高度な機能を標準で備えているため、在庫精度を高めたい企業に適しています。

これらの企業は、ロジレスを導入することで、業務効率化やコスト削減、顧客満足度の向上といった多くのメリットを享受できるでしょう。次は、「ロジレスを提供する会社情報」 のセクションを執筆します。準備が整いましたらお知らせください。

ロジレスと他製品との比較

ロジレスは、OMS(Order Management System)とWMS(Warehouse Management System)を統合したシステムとして、多くのEC事業者に支持されています。他製品との違いを以下の観点から比較し、その優位性を解説します。

システムの統合性

  • ロジレス:OMSとWMSが統合されており、受注処理から在庫管理、配送業務までを一つのプラットフォームで一元管理できます。これにより、複数のツールを使用する必要がなく、管理の手間を大幅に削減できます。
  • 他製品:多くの製品はOMSやWMSのいずれかに特化しており、複数のシステムを連携させる必要がある場合が一般的です。そのため、初期設定や運用において追加のコストや労力が発生します。

自動化機能の充実度

  • ロジレス:90以上の条件と60以上の自動処理機能を組み合わせるRPA(マクロ)機能を搭載しており、受注処理や在庫調整、配送手配を完全自動化することが可能です。
  • 他製品:自動化機能を備えている製品もありますが、ロジレスほど多機能で柔軟性が高いものは少なく、手動作業を完全に排除することは難しい場合があります。

オムニチャネル対応

  • ロジレス:楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、Shopifyなどの主要モールやカートに対応しており、在庫や注文情報の同期がリアルタイムで行えます。
  • 他製品:モールやカートとの連携は製品によって対応状況が異なります。全てのチャネルを網羅できない場合があり、その場合は別途ツールを導入する必要があります。

配送業務の効率化

  • ロジレス:送り状発行機能と主要配送業者との連携が標準装備されており、配送コストを抑えながら効率的に配送手配が可能です。配送追跡番号の自動取込や出荷実績のモール連携もスムーズに行えます。
  • 他製品:配送業務をサポートする機能を持つ製品もありますが、連携可能な配送業者が限定的な場合や、機能が簡易的である場合が多いです。

コストパフォーマンス

  • ロジレス:一元管理システムとして、多機能かつ操作性に優れており、費用対効果が高いのが特徴です。また、導入時のカスタマイズ性が高いため、自社の運用に最適化した形で利用することが可能です。
  • 他製品:初期導入費用が低い製品もありますが、運用中に追加ツールや連携費用が発生するケースも多く、トータルコストで見ると割高になる場合があります。

まとめ

ロジレスを導入することで、これまで煩雑で手間のかかる業務が驚くほど効率化され、日々の運営業務に余裕が生まれます。受注から在庫管理、配送手配までを一元管理できるだけでなく、リアルタイムでの在庫更新や多チャネル対応など、あらゆる面での業務改善が期待できます。この変化は、単に業務の効率化にとどまらず、企業の成長を加速させる重要な鍵となるでしょう。

将来的には、さらに高度な機能やAIを活用した予測分析が導入されることで、より洗練された運用が可能となるはずです。例えば、需要予測による最適な在庫計画や、顧客データに基づくパーソナライズされたサービスの提供も現実のものとなるでしょう。

ロジレスは、業務効率化の先にある「顧客満足度の向上」や「事業拡大」の実現を後押しするツールです。今こそ、未来を見据えたシステム導入を検討し、新たなステージへの第一歩を踏み出してみませんか?

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