中小企業にとってのERPの重要性

『中小企業がなぜERPを使うのか?』

そもそもERPとは『Enterprise Resource Planning』の略称です。企業の大切な『ヒト』『モノ』『カネ』といった経営資源を的確にコントールするための基幹業務システムのことを指します。例えば、人事・経理業務・在庫管理などのシステムがあり、それぞれ個別のシステムを導入している企業も多いと思います。しかし、それを一元管理するものが『ERP』と呼ばれるシステムなのです。そのERPは、大企業が導入するシステムだと考えている人も多いでしょう。実は、中小企業でもERPを導入する企業は増えています。では、なぜ中小企業がERPを導入するのでしょうか。そこでこの記事では、『中小企業が抱える問題』『導入する必要性』の2つの観点から解説していきます。

目次

中小企業が抱える問題

中小企業が抱える問題は何があるのでしょうか。考えられるのは、次の4つです。

・生産性が低い
・収益に直結する判断が遅れる
・システムが不足・老朽化している
・人材不足

生産性が低い

多くの中小企業は、生産性が低くなっています。その原因は、各部署に異なったシステムを導入しているからです。例えば小売業で、レジ(売上管理)と経理業務が個別のシステムを導入しているとします。この場合、経理業務を行うときに売上をわざわざ入力しなければいけません。入力間違いの可能性もありますし、入力する時間もかかります。
このように、各業務で異なったシステムを導入していることで作業効率が悪くなり、時間と労力が奪われ生産性が低下してしまうのです。

収益に直結する判断が遅れる

各部署のデータ連携ができていないと、収益に直結する判断が遅れてしまいます。どういうことかというと、組織全体のデータを一元管理できなければ、リアルタイムの情報を把握することが難しいからです。実際に、各部署のデータ連携ができていないと個別に収集することになります。例えば、売上管理と在庫管理がバラバラの場合。売上と在庫を見比べるためには、その情報を集約した新しいデータが必要になります。見比べるための資料を改めて作成しなくてはいけません。そうすると資料を確認するタイミングが自然と遅れてしまいます。
このようにデータ連携ができていないと、リアルタイムの情報が収集できなくなり経営判断が遅れてしまうのです。

システムが不足・老朽化している

システムが不足していたりシステムの老朽化が進んでいたりする中小企業は少なくありません。これは、新システムの構築には手間やコストがかかるので、なかなか導入に踏み切れない企業が多いからです。自分が経営者なら「システムに経費を使うくらいなら、人件費や材料費などの生産部門に経費をかけて売上増につなげたい」と考えます。どちらかといえば、システムの見直しは後回しになりがちといえます。
このように、システムが不足・老朽化していて悩んでいる企業は多いでしょう。

人材不足

日本の中小企業は慢性的な人材不足に陥っています。少子高齢化の加速により労働者人口が減るなか、学生の『大手企業志向』は高いといえるからです。事実、大手企業は福利厚生や休日の取りやすさなど、中小企業ではカバーしきれない部分をアピールできます。このアピールが、学生の目にはより魅力的に写ります。
このような背景から、中小企業は人材を確保することが難しくなっているのです。

中小企業がERPを導入する必要性

ここまで、中小企業が抱える問題について解説しました。この問題を踏まえて、中小企業がERPを導入する必要性について解説していきます。

データを利用する機会が増えている

近年、様々な部分でデータを取得できるようになりました。そのデータを経営判断に利用する中小企業も増えています。理由は、データ分析によって制度の高い予測ができるからです。これまで発注や生産といった業務は、ベテラン社員の経験による『勘』に頼っていましたよね。しかし、近年では簡単にデータを取得できるようになり、データ分析による予測が可能になりました。このように、様々な部分でデータを活用して経営に役立てている中小企業が増えています。そこでERPを導入すれば、各部署のデータを連携させることが可能です。そのため、各部署だけではなく組織全体のデータをリアルタイムに把握できます。

常に組織全体を可視化できるので、『経営判断のスピードUP』が期待できます。

社内のサポート体制を強化できる

ERPを導入することで、社内のサポート体制を強化できます。なぜなら、ERPは各部署の業務をシームレス(途切れることなく)に統合できるからです。例えば、ネットショップで販売情報が在庫管理に反映されるシステムがあるとします。この場合、顧客の購入がすぐに在庫システムに反映されるので、素早く在庫状況を把握し販売することができますよね。さらに、配送手配業務とも連携すれば、『お届け日時をお伝えする』ことも可能になります。
このように業務連携をすることで、それぞれの部署をサポートすることが可能です。ERPを導入しサポート体制を強化することが、企業の品質向上へと繋がります。

コストを削減できる

ERPの導入が、中小企業のコスト削減につながります。現に、ERPの導入によるデータ連携によって、企業の経営状況を可視化することが可能です。そのため、最適な生産計画を立てやすくなり、生産コストを削減することもできるでしょう。また、ERPは各部署バラバラのシステムを統合することができます。それぞれに支払っていたシステム利用料を1つにまとめることで、コスト削減に繋がります。

このように中小企業のコスト削減には、ERPの導入が効果的といえます。

ここまで、『中小企業がなぜERPを使うのか?』についてまとめてみました。中小企業には、大手企業とは違い様々な問題があります。生産業務に追われ、データ収集といった裏方業務にはなかなか手を付けられないのが現状です。しかし、その裏方業務を一元化して効率を上げることが、『生産業務の向上』につながります。中小企業には関係ないと思いがちな『ERP』。この機会に導入について検討してはいかがでしょうか。

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